一つ前のブログで、チャンスについて書かせていただきました。チャンスはいつか来る、と信じると頑張れるかもしれませんが、仮にチャンスが来たとしても、そこで終わらず、次のチャンスを目指せると良いですよね。
その中に「就職自体は、あくまでチャンスへの道程(途中の過程)」と書きました。
道程を英語で言うと・・「マイルストーン」です。
マイルストーンという言葉が良く使われるのは、仕事上のプロジェクトを管理する場面が多いです。
マイルストーンは一つの仕事の進捗状況を確認するための区切りの部分を指します。
マイルストーンのもともとの意味は、ある一点からの距離を示すために石を設置して一つの節目や区切りとしてわかりやすくしたのが語源のようです。語源のお話はこのくらいで終わり、ここでは、そのマイルストーンの手法を使って自分の生活を考えていく、ユースターの就労支援のプログラムについて少し触れさせていただきます。
なぜ就労支援プログラムとマイルストーン手法を合わせたのか、といいますと、マイルストーンは区切りを意味するものですので、人生という長い時間が漫然と過ぎてしまわないように、この区切りをつけて、自分の生活の進捗を目に見えるようにする、というのが就労支援プログラムにマイルストーン手法を導入した理由です。
ユースターの就労支援プログラムでは、就職、一人生活の開始、転職、引っ越し、引退など、人生のライフイベントを細切れにして、それぞれをテーマとして取り上げています。
それは、社会で生活するために注意すること・・・として「社会生活」で起こるさまざまなことを一気に話してしまいますと「それはいつ必要なの?」「自分が何歳で何が起こるの?」「人生や社会生活って言われても良くわからない・・」などの疑問が、聞いてくださった方に残ったからです。
人生で起こることを、細かく絞って、具体的に、そしてリアルに取り上げることで、技量だけでなく、必要なことを一つ一つ経験することで、気持ちも準備できるようにしています。
一つ一つを石を置いていくように積み上げていくことは大事なことですね。
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