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執筆者の写真吉岡 俊史

前のブログで木の枝葉について、それこそ”枝葉”(笑)を書かせていただきました。

木つながり、というわけではありませんが、今日は「樽」です。


樽? もちろんお酒やお醤油などを貯蔵、運搬するあの樽です・・ヒノキや杉、楢(ナラ)などでできている小太り(笑)な形状の樽です。ワインなどを貯蔵するオーク材(ナラ)の樽は特に洋の樽と言われて、銅の中ほどがでっぷりと太っているものが多いそうです。

おそらく、貯蔵や運搬にもっとも良い形状、ということでその形になったのだと思いますが、ワイン等は樽に触れることでブドウの風味に樽の風味が合わさることで味わいを作ることもあるようです。中には新品の樽でしか作らないワインもあるそうです(当然高価)

(ワインを飲みたくなった方がいるのではないでしょうか?)


木以外の樽(ステンレス等)もあるそうですが、それらの樽で作るワインに比べて、木樽は酸素を少し通すので発酵が効果的になるそうです。つまり『外部と完全に遮断しないこと』により『味わい』が出るという事のようです。


ワインを例にしては良くないかもしれませんが『外部との接触を適度に・・』という点で、私たち人間にも言えることかなあ・・と思ってしまいました。


例えば、誰でも言えることですが、他の人からサポートを受けたり、守られたりする立場にある人は、外部から完全に遮断されてはいけないと思うのです。

特にユースターの就労支援の場合には、将来社会で働くことを目指してのサポートですので、支援を受ける本人は社会と遮断されたり離れることはあってはならないと思います。常に、社会の中で自分の生活を主体的に送りながら「守られる」事が大事かと思います。


樽の写真
外部からの酸素が必要なようです・・

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