top of page
執筆者の写真吉岡 俊史

仲春

気温はやや低めですが、春の気配が一気に広がってきました。

仲春。。一年のうちで一番この季節が好きという方も多いかと思います。しかし一方で春は心身の調子をくずしがちなのも事実です。


春は人事異動、体制変更の時期でもあります。ユースターを卒業され、会社で働く方々が4月の人事異動に巻き込まれ(?)困ってはいないか、と就労支援を行う私達としては心配な時期でもあります。

今まで働く皆さんを見守ってくださった職場の担当の方がいなくなってしまわないだろうか・・慣れた仕事が変わるのではないか・・など、春の時期に感じる不安は次々現れます。


考えてみれば、就労支援に従事する私達スタッフは、この時期に起こるさまざまな「変化」に、毎年対応していて、どうしても慣れることはないような気がします。毎年、ひやひやしたり、びっくりしたり、ショックを受けたりの繰り返しです。


でもそれも必然のような気にもなります。

なぜなら「変化」が無いと次への一歩、就労でいうとキャリアアップのきっかけも持てないからです。そしてその「変化」は自然発生するものを待つより、意図的に決まった時期に作られるものに対処していった方が良い場合もあるからです。

実際に、人事が変わり、働く本人をサポートくださる職場の人や場所、仕事が変わることで、一気に仕事が好きになる方もいらっしゃったり、もう一度頑張ろうと気合が入る方もいます。良いことも訪れる春なのです。


一方私達支援スタッフは・・

ひやひやしたり、びっくりしたり、ショックを受けているだけでは、支援の成長はありません。私達支援スタッフもまだまだ受け身の状態となっているということなので、春の変化をチャンスとして、働く皆さんのキャリアアップを支援しなければならないと思います。


就労移行支援事業所としてスタートさせていただいたユースターは、2024年4月で、丸3年となります。皆さまの大きなご支援に改めて御礼申し上げます。

毎年ひやひやしたり、びっくりしたり、ショックなどと言わずに私達支援スタッフも、もっと頼りがいのある支援力を身につけたいと思います。

受け身にならず、春を味方にまい進いたします。


引き続きまして、よろしくお願いいたします。


ユースター建物外観
日差しが眩しく感じるようになりました







閲覧数:22回0件のコメント

最新記事

すべて表示

支援の適切量

Comments


bottom of page