ユースターの中には作業というトレーニングプログラムがあります。それも一種類ではなく、複数あります・・・・あっ、複数というのは作業の種類が複数という意味ではないです。「作業トレーニングの目的が複数ある」ということです。
ユースターの作業 |
作業の種類⇒随時増えていますが、20~30種類 |
作業トレーニングの目的⇒無数にあります |
作業トレーニングの目的?といってもあいまいですので、一例でご紹介しますと・・
例えば、部品を組み立てる作業があったとします。作業は一つですが、その作業から目的を設定するのですが、目的は少なくとも十種類以上作ります。一部として
・作業の理解力・作業手順の把握力・記憶力・何か間違いをした際のリセット力・ペース配分力・自分のペースと与えられるペースの折り合いの付け方・指示の意味を理解する・他の人に指示を出す力・協力する力・サポートする力・サポートを受け入れる・理不尽の許容範囲・スタミナ・達成感の持ち方・・・・・・・
などなどです。一つの作業x少なくとも上記の目的=無数のトレーニング
となります。
そして目的とした項目の結果を蓄積してゆく先に、本当の働くの力のヒントが見えてきます。
軽作業はとても奥深く、就労トレーニングにはきわめて重要な活動です。その活動を通して獲得できる力は無限にあります。
しかし、一方で目的の無い作業トレーニングは意味が薄くなります。でも目的の無い作業を否定してはいけません。詳しくは次のブログで書かせていただきます。よろしければ読んでください。
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