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執筆者の写真吉岡 俊史

作業①

ユースターの中には作業というトレーニングプログラムがあります。それも一種類ではなく、複数あります・・・・あっ、複数というのは作業の種類が複数という意味ではないです。「作業トレーニングの目的が複数ある」ということです。


ユースターの作業

作業の種類⇒随時増えていますが、20~30種類

作業トレーニングの目的⇒無数にあります


作業トレーニングの目的?といってもあいまいですので、一例でご紹介しますと・・

例えば、部品を組み立てる作業があったとします。作業は一つですが、その作業から目的を設定するのですが、目的は少なくとも十種類以上作ります。一部として

・作業の理解力・作業手順の把握力・記憶力・何か間違いをした際のリセット力・ペース配分力・自分のペースと与えられるペースの折り合いの付け方・指示の意味を理解する・他の人に指示を出す力・協力する力・サポートする力・サポートを受け入れる・理不尽の許容範囲・スタミナ・達成感の持ち方・・・・・・・


などなどです。一つの作業x少なくとも上記の目的=無数のトレーニング


となります。

そして目的とした項目の結果を蓄積してゆく先に、本当の働くの力のヒントが見えてきます。


軽作業はとても奥深く、就労トレーニングにはきわめて重要な活動です。その活動を通して獲得できる力は無限にあります。


しかし、一方で目的の無い作業トレーニングは意味が薄くなります。でも目的の無い作業を否定してはいけません。詳しくは次のブログで書かせていただきます。よろしければ読んでください。


就労支援 箱折作業をしています
作業というトレーニングは深いですーユースターでも目的と方法を合致させて就労に向けた力につなげています


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