最近気になる言葉に「特許」があります。
特許とは、どこにも存在しない新しい商品や技術、ビジネスモデルなどを特許申請することでその生産、使用、販売などを公開する代わりに一定期間独占できる、というものです。
独占できる・・・ということは、言うまでもなくビジネスの世界では大きなメリット、利益につながるものです。
しかし、会社によっては新発明なのにあえて特許を取得しない場合があるのです。。。
最初は「なぜ?」と思いましたが・・・調べてみると、そこには深い理由があったのです。
簡単に言いますと、ビジネスは1社だけでできるものではない、ということです。
一つの新商品を発明し、市場にリリースすると、その商品が魅力的なものであった場合にはそれを見つけた人は購入すると思います。しかし、そこではたまたま見つけた人だけが購入することになるのです。
ビジネスで考えると、まずはその商品を多く販売するには、広い範囲でその商品の存在を人々に知っていただく必要があるのです。そのために、あえて特許申請をせず、広く色々な企業が同じ商品を開発販売して社会に浸透させてゆくことに価値があると考えるのです。
同じことが就労支援にも言えるのではないかと思うのです。
それは、就労支援や福祉はどこにいても誰でも受けられるサービスでないと存在意義が無いからです。
例えば、〇〇県や〇〇市だけに就労支援や福祉サービスがあって、□□市には無い・・・となると、その福祉サービスの存在自体を知る人が広がらず、全ての福祉サービスが衰退してしまう可能性もあるのです。
特に働く機会は誰にでも平等にあるべきものです。福祉サービスと同様に就労機会や選択肢は場所を問わずに等しく存在していなくてはならないものです・・・理想でいえば・・。
現実はそうではないのですが・・
就労支援も、就労機会(就職)と同じく、場所を問わず、等しく存在していなくてはならないものです。広く日常的に身近にあるからこそ発展していくべきです。だからこそ国の法律で、ある程度存在が管理されているのだと思います。
それゆえにユースターの就労支援も、必要とする方には広く役に立てていただきたいです。そのために、世の中に広めて、多くの方に使っていただく、それによって多くの方が満足されることを目指さないといけないと思っています。
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