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執筆者の写真吉岡 俊史

転機

寒暖の差が激しかった日々が続いていましたが、ようやく少し安定してきました。


就職に向けてユースターの利用者の方の出入りもありましたが、利用される皆さんも意欲的に毎日を過ごされています。


この時期、ユースターを応援下さる関係の皆さまの中には、転勤、人事の異動、定年退職などで、転機を迎えられた方がいらっしゃり、新しい場所や、新天地でのスタートに就かれたことについてご連絡下さっています。


何歳になっても、何年お仕事をしていても、それぞれの段階で転機はやってきます。その転機を、どのように予測して準備し、迎えるのかを時には考えてゆくことが、就労支援の中では大事なのだと思います。

といいますのも、就労支援はとかく”就職”という社会への「入口」の支援になりがちなのですが、入口だけを想定したり、意識して支援するだけではどこかに偏りが出てしまうのではないか・・・と考える時があるからです。


人生を支援するのであれば、それは色々なライブイベントも考えた上での支援、つまり入口や出口の両方を意識して、一緒に考えてゆくことが大切かと思っています。


例えば就職をして、自分は働いてゆくが、ご家族が逆に定年で退職した後に、働く自分は高齢となったご家族とどのような生活になってゆくのだろうか・・ひとり暮らし、自立生活はできても、自分だけの暮らしを考えるだけで良いのだろうか。。など自分や身近な方のライフイベントによる自分の生活への影響と働くことは切り離せないテーマであったりします。


ユースターでは、そのような社会での生活や人生(大げさ?)をテーマに週末に特別講座を行っています。

一人で身の回りのことを片づけたり・・親御さんの介護をする時もあるかもしれない・・・ご自分だけではなく、身近な方々の転機から受ける影響について支援に取り入れることも大切かと思っています。


今から想像できることを実際にやってみて実感を得たら、日常のトレーニングでも継続しています。


タオルをたたみ続けるトレーニングの写真です
転機が来ると、毎日繰り返し同じタオルをたたみ続ける日も来るかも・・とても大切な実践です



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