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執筆者の写真吉岡 俊史

ゴール

早く就職をしたい、という想いは、ユースターを利用される方の多くが持っています。全員とはいかなくとも、なるべく早期に職に就きたいというのは皆さんの当然の願いです。

(少し寂しいですが)ユースターに行た最初の動機は「ユースターに行きたいから」というより、「就職したいからユースターに来た」という方が圧倒的に多いのです。当然のことだと思いますし、素直で明確な希望だと思います。


一方で、最初はそのように考えていても、ユースターでの活動を毎日を積み重ねる間に、「そもそもなぜ就職をしたいのか?」、という疑問が頭をよぎり、自問自答を持つきっかけを得ることもあります。

最近、その自問自答が、実はとても大事な時間なのではないかと感じています。それは「就職」は、ある「瞬間」として捉えると大きなイベントですが、どこかで、あたかもそれを目指し、それがゴールになってしまっている自分に気づく必要もあると思っているからです。実は就職した後に自分は何をするのか、どうなってゆくのか?最終的に何のために就職をし、それが頑張り続ける動機になり得るのか?という事を、自分の人生の流れの中で捉えて、考えてゆかなければならないのです。

こう書きますと、とても堅苦しく受け入れにくい難しさを感じる方が多いと思いますが、もちろんそこまで難しく考える必要はないので、それぞれご自分に合った方法と範囲で考えるので十分かと思います。私たち支援スタッフは、就職後の事を皆さんが自分なりにイメージできる機会や、支援スタッフ等と話しあえる場を用意しておくことが大事だと思います。


ユースターを利用しはじめる時は、そこまで考えられないのは当然ですが、就職後のことを、就職した直後から直面する自分の課題として意識していただけるようサポートをしていきたいと思います。


ゴールテープを切るランナーの写真
就職はスタートかゴールか?もちろんスタートなのですが・・

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