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ルート

執筆者の写真: 吉岡 俊史吉岡 俊史

「みちすじ」という意味を持つ「ルート」という単語。。

このブログを読んでいただく方には、就労移行支援事業所ユースターの展開する就労支援と、この「ルート」という言葉は関連づけていただけるかと思います。。。そうです、今日は就職に関わる「ルート(みちすじ)」について書かせていただければと思います。

その中でも今日は特に就職にともなう『支援のみちすじ』について述べたいと思います。


支援のみちすじとは言っても、障がい者雇用などでは、社会に出るための支援ですから、「支援のみちすじ」はいくつもあるのです。


たとえば、直接本人をサポートをする支援スタッフが本人に伴走しつつ、就職準備の一歩めから、就職した後に長期的に支援を続ける方法もあれば、就職先の選定から試験や採用面接等、すべてを自力で行ない就職まで行きついたところで初めて就職後の支援を受ける、つまり困ったときや相談したいときにだけ支援を求める、間接的な支援もあります。


高校・大学・特別支援学校・一般校・・・などといった最終学歴や学校名は自分では気になるとおっしゃる方もいますが、他の人にはそれほど気にならないのと同じで、障がい者雇用など、一般と違う(?)ように見えるルートで就職をしても、会社内の人はあまり気に留めない場合が多い印象があります。

あたりまえかもしれませんが、入社後に仕事に一生懸命に打ち込む努力ができることが、就職がうまくゆく秘訣になるのです。


また、支援のルートにつきましても、最初は支援スタッフが毎日のように職場で本人と一緒にいて、慣れるに従って徐々に支援スタッフの影が薄くなってゆく場合や、最初は滅多に来ない支援スタッフが、本人が環境に慣れてくるのに従って、支援頻度が増えてゆく場合もあります。


どのようなルートであっても、本人が必要とする時に支援にアクセスできることが一番大事なのかと思います。


もう一つ、支援とルートについてですが・・・どのようなルートを経て始まった就労支援であっても、支援の目的や内容に違いはないことを申し添えたいと思います。

たとえば、就職までに時間がかかったから、就職後は支援が少ないのではないか、ということは全くないですし、すぐ就職してユースターで支援スタッフと関わる期間は短かったので、就職後はあまり来ないのではないか・・ということもありません。


どの場面でも、ゴールへのルート=みちすじ(道筋)はたくさんありますので、何事もあきらめるべきではないです。

「みちすじ」の類義語に「道理」という言葉もあります。こちらは(正しい)みちすじという意味です。皆さんが歩まれる就職へのルートは、正しいみちすじであると信じたいですね。


山のルートの写真
自分の選んだ就職へのルートは「道理」に合ったものだと信じたいです

 
 
 

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