オフのときに、くつろいで自分を取り戻すことができれば、次ががんばれるかもしれませんね。
しかし、仕事中にくつろぐことはできるのでしょうか?いや、くつろぐ必要はあるような気がします。
ユースターで就労準備トレーニングに参加いただく方は大変まじめで、まったく余った時間を持たずに、一心不乱に活動をされます。
とても熱心で良い光景ではありますが、どうやったらくつろいだり、手を抜くことを説明したら良いか?、と悩む時があります。
もちろん休憩時間はあるのですが、その休憩時間の過ごし方についても、度々説明をしてゆく必要があります。
考えてみれば「説明」して理解していただく、ということではなく「息を抜く」「集中を気って気持ちを切り替える」「ほどほどにする(手を抜く)」「ぼーっとする」ということを実体験して「感じて」いただくのが良いのではないか、と思うのです。
なぜなら、休憩をします、というと、一生懸命に休憩をしてしまう方がいらっしゃるからで、人に言われて休憩という活動をしてしまう方が多いからです。
恐らく多くの方はご自宅などではくつろいでいらっしゃるのだと思います。しかし、その時のくつろぎ方をそのままイメージして会社でも・・・とは言いにくいのです。なぜなら、ご自宅でのくつろぎ方が、外で同じことをするには相応しくないということもありうるからです。またご自宅でくつろぎながら、何かに夢中(例:ゲーム)になって、心身のくつろぎにつながっていない、ということもあるかもしれないからです。
ということで「ご自宅と同じようにくつろいでください」とはなかなか言えないのです。
ではどのように息抜きをしていただいたら良いのでしょうか?
支援スタッフとしては、お一人お一人に合わせたくつろぎ方を、個別に相談することしかないのかなと思っています。
ある程度の社会ルールを守った上でくつろぐ、ということは会社でも必要なことだと思います。特に長時間勤務を目指す方には、何年も働くために、上手に息抜きをすることが大切です。むしろ働くことよりも大事なのかもしれません。
息抜き支援、くつろぎ支援に取り組んで参ります。
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