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執筆者の写真吉岡 俊史

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写真は、障がいなどで働くことに何らかの壁を感じる方への就労支援を行ってます就労移行支援事業所ユースターのプログラムの一つですが、ロジスティクス関連業者で働いた場合の商品の整理を想定したトレーニングです。


がらんとした棚に完成をイメージしながら商品を順番に並べて棚を完成するものです。


ロジスティクスとは書きましたが、特に業種や職種を特定してはいません。さまざまな職種に活用できるスキルが含まれますので、総合的な就労スキルが身につくような練習ができます。


支援スタッフも実際に行ってみると、とても難しいことがわかります。何が?難しく感じるかといいますと、何もない状態から、誰が見ても見つけやすいよう、わかりやすいように整理をする状態にすることがまず挙げられます。

そして・・次の難しさは、①商品が揃った、完成をイメージすること。。。

さらに・・次の次の難しさは、②頭の中のイメージを頻繁に修正、上書きすること。。。です。


そして、最後の難しさは、上に書きました・・・

①「商品が揃った完成をイメージ」と

②「イメージの修正、上書き」を続けながら、その行為を

③「いかに素早く行うか」というスキルも習得することです。

しかし、①~③の前に「できるかもしれない」「簡単だ」という自分に対するイメージ(先入観)を乗り越えてゆくことが必要になります。しかし、その先入観を修正することは、とても大きなことで、その時点で壁に当たる場合が多いのです。


何もない状態から完成形を作るには何よりイメージ力が必要です。日常の生活の中でもイメージ力は恐らく鍛えられるのかとは思いますが、意識してイメージをしないと、”誰かにやってもらう”、”言われたことだけをこなす”、会社で言うと”指示を待つ”という受け身の行動習慣が染みついてしまうと、イメージ力も成長しにくくなるように感じます。

考えることって大事だと感じます。

無の状態から完成をイメージしたり修正しながら整えていくことは難しいです・・




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