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サービス①

諸外国には、飲食店やホテルなど、誰かがサービスを提供してくれた場合に「チップ」が存在することは多くの方がご存知かと思います。


日本国内ではチップを渡すことは馴染はありませんが、購入した物や本来のサービスにサービス料が含まれていない場合に、お店や人が提供するサービスに対して、消費者がそのサービスを提供した「人」に対して直接支払うものです。

つまり、本来であれば、チップは個➡個のコミュニケーションになるのだと思います。


日本のようにサービス料〇〇%と決められているのと違って、諸外国のチップでポイントとなるのは、サービスを受けたお客が価格を決める権利を持つということだと思います。

極端な場合、希望するサービスを受けられなかった際は、チップも限りなく無し、という事もできるのかもしれません。もちろんその逆で特別なサービスを受けたり、例えばレストランで自分専用の席を用意いただいたり、望む希望を叶えるサービスをしてくれたウェイターなどに、標準以上の額を手渡しすることも可能のようです。


旅行などで海外を訪問したとき、チップをいくらにしたら良いか?・・どのタイミングで渡すのか?・・など戸惑います。しかし慣れてくるとチップの無い国(例えば日本)では、どんな内容であっても、一律にサービス料を渡す習慣だと、サービスをしてくれた「人」に対してどのように評価したり感謝したら良いのかわからない、ということもあります。


それもそのはず、日本にはサービスに対する「文化」が特殊だからで、そもそも顧客と提供者の関係が固定されていて、「サービス」を商品として提供する、という概念が無いに等しいからかもしれないと思います。


つまり、私達が日本国内で色々なサービスを受けた時”〇〇さんにサービスをしてもらった”という認識より”この店は良いサービスだった”とか”この会社は顧客にとても丁寧だった”などと、顧客からは人ではなく会社単位で評価をしていることが多いのだと思います。


そう考えると、日本の場合、パーソナルなサービスの文化はまだまだ少なく、お店、店舗などいわば運営する”会社単位”で顧客にサービスする・・責任も報酬もその会社が受け、会社が従業員であるウェイターやサービスマンに分配する、という文化なのかもしれません。


福祉の支援もサービス業の一種です。人が人に労働を提供する、つまりお客様から見たらサービルを受けていることになります。


施設や事業所単位なのか、人単位なのか・・・日本の「文化」に照らして考えてみるのと同時に、就労移行支援事業所ユースターでもサービスは運営する「組織」単位で責任や質を維持する努力はもちろんのこと、その中で、実際に施設を利用される方には、「人」単位でサービスを提供する意識を忘れずにいたいと思っています。

(=つづく)


ウェイターが飲み物をサービスしている様子
お店によるサービスと人のサービス・・国によって受けとめが違うのかもしれません










 
 
 

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