土曜日の週末、まだまだ暑さの厳しい中、就労移行支援事業所ユースターを利用される方と施設周辺の整備をしました。
窓ふきの担当の方、雑草抜きの担当、花壇整備の担当・・など、皆さんと支援スタッフが、一人一つの場所や仕事の役割りを持ち、それぞれが予定に沿って仕事をしました。
あまり時間の余裕が無い予定になってしまいましたが、なんと全員が時間内に、完璧な仕上がりで予定した仕事を完成してくださいました。
全体の目的に向かって一緒に取り組むと、皆さんの日ごろみられない個性に触れることができます。
ご自宅でも手伝っているということで、支援スタッフよりもはるかに経験があって、きれいに作業をしてくださる方や、学生の時に学んだ知識を生かして正しいやり方を披露してくださったり、初めて経験することでも、生活に身近なことだと、すぐにコツを覚えてこなしてくださる方・・いつもとは違う一面に触れられて、スタッフもとても価値あるひと時でした。
仕事の後には、一緒に茶話会をして、最近のあれこれ（？）をしばしおしゃべりし、既に働いていらっしゃる方も参加されていましたので「仕事場では実際には・・・」など、リアルなことをお聞きできたり・・・
とても楽しいひと時を過ごさせていただきました。
支援スタッフと利用される方個人個人の距離が、いつもよりも近づいたような、嬉しい、温かいひと時でした。
何のために仕事をするのか？ということを”自分はまだわかっていないなあー”と感じながら就職活動をされる方がいます。
でもその答えは理屈で理解できないことが多いです。経験者はわかるのかと思いますが、仕事を始めてから”この仕事、思っていたより楽しいな”と感じたり、収入のためと思って就職したが、知らないうちに”収入だけではない充実感”を得たり、”夢中になって毎日仕事を続けられている自分のすごさに誇りを感じたり”・・・
最初は誰かに与えられた仕事をこなすのが仕事と思っていても、人間、自分の行動一つ一つに意味を見出したい、という心底の想いが誰にでもあるのではないでしょうか？
どのような形であっても、自分のために、何かに取り組む時間・・・・・・とても大事だと感じました。
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