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執筆者の写真吉岡 俊史

1号2号

1号2号という呼び方、日本に住んでいるうえで、実は身の回りにたくさん存在することにふと気づきました。台風も〇号・・また、年金・医療・介護といった社会保障制度と身近にいる方は、年金や健康保険・介護保険などの「1号2号」かもしれません。

私たち被保険者は、1号とか2号とかに分類されています。「〇号」といった正直「古風」とも感じる表現の「号」つまりは称号と、その前にある番号は何を意味しているのか・・ふと疑問になりました。といいますのも「番号」は順番の他に序列、優劣などを想起されないか?それに称号である「号」がついて、何か人を分類しているイメージ?・・・とバイアスがかかった見方をされることはないのであろうか?とちょっとした疑問を感じたからです。


トップ1、ナンバー1という表現は、他に上が無く、他の人にもそれがわかりやすい表現です。言われた本人も(良いことであれば)気持ちの良い表現かと思います。対してワースト1という言われ方はマイナスイメージがあります(そもそもワースト自体が最低という意味)。

2・・3・・4・・5・・などの番号は、他との比較で「順番」や「優劣」のイメージにつながってしまいがちです。


先日、ユースターから就職された方が、入社したら社員名簿の一番下に自分の氏名があった、とお聞きしました、自分が一番新人、下・・など、リストの順番からも、意味を読み取ろうとすることでないでしょうか?


列を待つ人に整理番号をつけるのは、順番を決めているので優劣ではないというのは明白です。しかし私だけかもしれませんが、被保険者のように、人の立場自体に番号と称号を付けて分類することには違和感がないわけではありません。


気にするまでもない、と言われればそうなのですが・・・率直に、称号1とか称号2と呼ぶしかなかったのかなあ?もっと素敵な分類名はなかったのかなあ?とも思います。


分類、表示のしかたって本当に難しいですね。すっきりとわかりやすく、でも誰にでも優しい名称ってないものでしょうか。


介護保険被保険者証の写真
健康保険、介護保険・・・自分と号は切っても切り離せないのですね





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