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執筆者の写真吉岡 俊史

「くらし」について①

就職して働きはじめるとき、一人暮らし(独立)など暮らし方についても考えるタイミングが訪れます。もちろん「今は就職のことでいっぱいいっぱいなので、生活は仕事が落ち着いてから・・・」という方もいます。でも、そう考えているうちに暮らし方を考えるのは、ずーっと先延ばしにして、いつの間にか消えてしまうことすらあるのではないでしょうか・・つまり今のままで変わらず、ということになります。


以前は、障がいのある方は、親元を離れて一人暮らしとか、何らかのサポートがある施設に入居して暮らすことも検討しないといけない、と言われた時代もありました。しかし、実は時代も価値観も少しづつ変わっていて、現在は、一人一人の生活の仕方は多彩で、今の暮らしを無理やり見直して変えるべき、という意識も弱まっているかもしれません。もちろんご家族構成や、それぞれのご家庭の事情によって、選択肢は全く変わってくると思いますが、緊急の理由が無いのであれば、暮らし方を変える時を急ぐ必要もない、と考えるのが今の時代ならではかもしれません。

自分や、自分のご家族が居心地よいのであれば、なにも独立とかご家族と離れて一人暮らしを・・といったことを型にはめて実行する必要はないかもしれません。


就職して働くことに専念して、暮らし方の見直しは後回し、を肯定しているわけではありません。むしろ真剣に検討したり、情報収集をする必要はあります。

しかし「暮らし方の見直しは就職と同時に・・」ではなく「前向きに後回しにする」・・という事も肯定したいと思います。

その理由は、ご家族と一緒にいる事で得られる「生活をしていくエネルギーとスタミナ」を十分に蓄える時間が確保できるからです。さらに、就職をして社会に出ることをご家族が身近で応援していただける環境は就職を、する方にとって大きな安心となります。


就職と共に社会に出る皆さんにエールを送りながら、暮らし方についても一緒に適切なタイミングで考えていきたいです。


部屋にいすが置いてあります。一人生活の良い点、良くない点をイメージさせています
自立とは一人暮らしのことだけではありませんよね。自立のタイミングや就職との関係をユースターも一緒に考えていきたいです




























仕事とは切り離して

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