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執筆者の写真森下 和則

「慣(な)れる」ことと「馴染(なじ)む」こと

以前に、帰属意識と所属意識について記事にさせていただきました。

今回は少し似ている言葉で「なれる」と「なじむ」ことについてお話させていただきます。


 就職をすると初めて経験すること(場所や時間、人など)も多く、緊張でうまく話せなかったり、いつもできていたことができなくなったりと新しい環境に「慣(な)れる」まで人それぞれに大変な思いをすることがあります。

 もちろん、緊張せずにイキイキと目標をもって前向きに進む人もいます。きっとそのような人は「慣(な)れる」時間や「馴染(なじ)む」時間が早く、上手く自分をコントロールできているんだろうなーと思います。

 仕事に慣れる。職場に馴染む。勤務時間に慣れる。雰囲気に馴染む。など慣れると馴染むは何となく使い分けられそうですが、実のところどのような違いがあるのでしょうか?少し調べてみました💡

 

【意味】

慣れる:その状態に長く置かれたり、たびたび同じことを経験したりして違和感がなくなること。

馴染む:慣れて親しみを持つこと。しっくりくる。調和すること。

 

 時間の経過とともに、同じ仕事や時間を重ねてたびたび経験することで、慣(な)れることは皆さん経験することかもしれません。

 

 しかし、上記の意味のように慣れることの先に馴染むことがあるようですので、周りからみて仕事に慣れてきた、時間に慣れてきたと見えていたとしても、働いている本人としてはなんか違和感を感じたり、しっくりこない感じがあると、それは馴染めていないのかもしれません💦


 仕事は慣れたのでできますが、馴染めない職場や環境で働くのはきついです💦

 

 自分では、慣れたのか馴染んだのかは、わかりにくいかもしれませんが、少なくとも職場の中で、名前で呼んだり呼ばれたり、雑談したり、ちょっとした悩みを聞いたり話したりしているうちに少しずつ職場に馴染めるのかもしれません。


 私たちユースターは、就職後のサポートとして、慣れるまでのサポートはもちろん、できる限りその方が職場に馴染めるようなサポートも目標にしたいと考えています。

 

 そのためには働く本人の努力もありますが、周りの人や会社という組織の理解などが必要不可欠です。その人の「人と成り」を知っていただき、職場に馴染める日が早く訪れますことを心から応援しています。


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