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執筆者の写真吉岡 俊史

『嫌いです』と『苦手です』

・「苦手」と「嫌い」は似ているようで微妙に意味が違うため、使い方を間違えると相手に与える印象も変わってくるかもしれません。

①メロンは嫌いなので、食べたくありません。

②メロンは苦手なので、食べたくありません。

私自身、食物アレルギーがあるのでメロンやリンゴが苦手です💦しかし、味や匂いなど嫌いではありません。むしろ好きだと思います(笑)

・仕事をしていると苦手だけどやらなければいけないこと、嫌いだけど我慢しなければいけないことを多くの人が経験することではないでしょうか?

・自分の嫌いと苦手を上手く相手に伝えなければ、自分が我慢しすぎてしまったり、反対に相手から嫌われてしまったり、思わぬトラブルになることもあるかもしれません。

辞書での言葉の意味
➀ 嫌い ⇒好みではないこと、いやだと思うこと
➁ 苦手 ⇒自分にとって得意ではないこと、扱いにくいこと
苦手な仕事を頼まれた時…どうしようと考えていますが…

例えば…

【予定変更されることが嫌いな人の場合】

➀予定を変更されるとイライラしますし、不安にもなるので変更されるのは嫌です(嫌い)

 ⇒この場合だと、わがままや自分勝手、組織のルールに従えないと上司に思われるかも…

②予定を変更されると気持ちが不安になるので「苦手」なんです。なのでできるだけ早く変

 更を教えてもらうことは可能でしょうか?

 ⇒この場合だと、会社や上司が次にどのようにスケジュール変更を伝えればいいのかがわ

 かります。これは「合理的配慮」を得やすくするコツのひとつかもしれません。

【まとめ】

・➀の場合も➁の場合も、言葉にすると簡単かもしれませんが、実際に言い換えようとすると難しいものです。話す言葉は、その時の気分やストレス状態によっても違います。

・そのため、ユースターでは「言い換えること」が相手に伝えるコミュニケーショントレーニングの一つになっています。細かなテーマに個別に重点的に取り組めることがわたしたちの強みです♪

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