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執筆者の写真吉岡 俊史

あるべきものが。。無いとき

北日本や日本海側の地域をはじめ、今年は東京含めた首都圏にも大雪の予報が出たりしました。寒い。。ライフラインが止まる。。。など良いイメージが無い冬である一方で、毎年、雪の多い地方では、雪にちなんだお祭りやいベントが、地元の方や来訪者を輝かせています。

例えば北海道では有名な札幌雪まつりをはじめ北海道内各地で、雪まつり、流氷まつりなど多数あります。

しかし、それらのイベントの多くがコロナにより中止等になっています。

大きなショックや喪失感を持つ方もいらっしゃるのではないでしょうか。


そもそも、本来あったもの、存在したものが無くなることに対して、私達はとても弱いかもしれません。

わたしたちは、イベントのキャンセルをコロナ禍で多く経験しましたが、そもそも人間は有から無になる気持ちに耐える力はとても小さいのではないかと思います。生活上の規制、たとえばマスク義務化等もある種「自由が無になること」と位置付けられるかもしれませんし、それを避けるために世界では大規模デモやストが起きたりしています。


無くすことに対する弱さが、自分や、他者、環境など、いろいろなことを否定する気持ちになるかもしれません。

たとえば・・・

絶対手に入れたいスマホの最新モデルがあって友達とショップに行った・・・でも売り切れだった。ショック・・

⇒友達が遅れてきたから、電車が遅れたから間に合わなかった、そもそももっと店がたくさん売ってくれれば、なんて自分は運がないんだろう・・・など 自己否定、他者否定、環境否定の気持ちが湧き出てくるのではないでしょうか。


無いもの、失ったものは戻ってこない⇒「最悪」と考えがちですが、そう考えないで、「あらたな出会いのはじまり」と考える人は本当に気持ちも心も強く生きられるのかもしれないと思いました。

就労支援を受ける方、なにより支援させていただく側に役立つ考え方になりそうです。


とにかく中止、延期、無観客など「あったものが無くなる」ことが多いですね。ユースターの就労支援でも全てが揃う前提で社会で働くことを前提とした支援ではいけないと感じます

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