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執筆者の写真吉岡 俊史

すばらしい世界を描く~2~

前回のブログで、自分を振り返りながら自分を褒めていくことをユースターでの支援では大事にしていることをお話しました。人は誰でも何をしていても、全く「無」で終わる日はなく、必ず自分にとっての何かを積み上げていると信じたいです。何かとは必ずしもプラスやメリットといった良いものではなくても、失敗体験、困ったことでも、場合によっては将来役立つものになると思います。

毎日が自分の人生を創っていくことに役立っているという気持ちもって、ユースターで準備をし、支援スタッフと一緒に就職・・・そしてその後に待っている世界・・に向けてチャレンジしていただきたいと思っています。 

支援スタッフは時には後ろ向きな話題も利用される皆さんと話します。それは、社会で生きる支援には欠かせない要素だと思っているからです。

就職して社会に出たあとのすばらしい将来の世界は希望に満ち溢れているばかりではなく、苦しいことや理不尽なことが多いので、何がリアルに起こるのかを直視した支援ができればと考えています。

就職前の就労支援と就職後の就労支援、ユースターの支援はどちらも社会の中で起こるリアルなことを基に、利用される皆さんの生きる支援を考えます
ユースターの個別面談。就職後のリアルな社会を一緒に見ながら気持ちを準備します

ユースターは就労移行支援という福祉の一制度です。「福祉」とは温かい響きがありますがが、美化されたものであってはなりません。私たちユースターは福祉を越えた「生きる支援」をしていきたいと思っています。




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