初めての経験は「免責」です、と前のブログで書かせていただきました。極端な論理かもしれませんが『最初からでも成功しなければならない』と決めるのはプレッシャーでしかありませんし、最も自分を緊張させる行為だと思います。
たとえ初めてやってみたことが、たまたま成功したとしても、なぜうまくいったのかがわからなければ、次も成功する根拠がないので、かえって不安です・・・運や賭けの領域です。
企業への就職に当てはめてみたいと思います。ユースターでは就職支援を行っていますが、就職活動の中で、様々な雇用者(企業)に出会います。
出会った企業の一つの例で、就職希望者を雇うか決める要素の一つとして、本人が言葉で発する自分の気持ちや感想を聞いて、その人の考え方や気持ちの持ち方を探っていました。
その際は、根拠が無くても「できるかもしれない」というポジティブ思考で述べた方が良い印象の様でした(あたりまえですが)。
それは、入社後、結果としてできなくても「がんばったのだろう」という評価で終われます。一方「できないかもしれない」という表現になってしまうと、やる気と力と自信全ての印象が低めになり、仕事の結果が期待通りではなかった際「やっぱりできないんだ、やる気があったのか?」と、前の人とは大きな印象の違いに広がってしまい、あとあと、できる仕事であっても「頼んで大丈夫だろうか?」と思われてしまいます。
将来、とくに、気持ちを言葉で表現するときには気合を入れて発言した方が良いかもしれません。就職した後のことを考えての、ユースターでの言葉の選び方に関する支援例でした。
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