狭間は「あいだ(間)、すき間」のことを表現しているするようです。
狭間①では、障がいの「ある方/無い」の間にいらっしゃる方、つまり、障がい者手帳などはなく、社会サービスとしての就労支援を受けられないけれど、就労支援を必要と思っている方へのアクセスについて書かせていただきました。
「狭間」とは、とても狭いスペースを表現したものですが、ユースターの支援を受ける、あるいはお話に来られる方から学ぶことは
障がいのある/無しの間はとても狭いスペースしかないですが、その狭間に大変多くの方がいらっしゃり、皆さん、ご自分のお仕事さがしや続けていくことに悩んでいらっしゃる、現状があります。
狭間の「広さ」「スペース」が広くなれば、もっといろいろな支援の選択肢が現れたり、働き方が多様化すると思っています。
どんな仕事が自分に合っているかわからない・・
良い仕事場に出会わない・・
それは、仕事の種類が少ないとか、求人が少ないとかいう数量的なことが問題なのではなく、社会のしくみに起因する場合も多いのです。つまり、いま存在する「仕事」と自分の関係を合わせようとして、悩んでしまう状況があるからだと思います。
残念ながら、日本では「会社に雇われて働く」という事の大前提に、会社が提供する枠に当てはまってくれる人を雇います・・・はまらない方は働けない・・ということです。
そういった既存のものと人との狭間にいろいろな、事柄、問題、悩みがあるということにもっと目を向けたいと思います。
では、どうしてそのような原因でそのような狭い狭間になってしまうのか、について、感じることを次の③で書かせていただきます。
いつも読んでくださり、感謝いたします。
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