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執筆者の写真吉岡 俊史

まだまだな就労支援

西日本で、ある福祉事業所を立ち上げ運営されている、企業の経営者の方とお話する機会を得ました。


最初はご自身の会社で障がい者雇用をはじめられ、年月が経つうちに、ご自身で働く障がい者の働く力を見て、もっと多くの障がい者が社会で働けるように力を尽くしたいと思われ、自ら就労支援の施設を立ち上げたようです。


お話をしているうちに、私が感じましたのは、その経営者の方は、今日本にある、就労支援を行う福祉事業所はまだまだ力を発揮しつくしていない・・障がいのある方の社会進出に、まだ十分に力を尽くしていない、もっと潜在する多くの障がい者へ働くことにつなげていない・・・ということでした。

つまり、障がい者を雇用する企業のお立場で、自社に就職した障がい者が想像を超えた力を持つ従業員で、とても会社を支えてくれている、と実感したと同時に、まだこのような従業員の方が働くチャンスを得られずにいる、それをサポートしなければ、と思われたのです。


いま、日本には、障がいのある方を働く機会につなげるためのサポートをするユースターのような福祉事業所が福祉制度として存在します。それにも関わらずまだ足りないと企業の側から見えるのです。いや、足りないというより、十分に力を発揮していない、質や技術がもっと必要と感じていらっしゃるのかもしれません。

就労支援を担当させていただいている事業所の一つとして、ユースターとしても大いに反省をしないといけないことです。


働きたい方、力があってもチャンスがない方・・・これらの方の可能性を拓いていかないといけない、と感じています。 ユースターとしても、進められることを進めるだけではなく、何を進めているのかを自分でも良く見て「まだ何かがあるのではないか?」・・という気持ちを持って、色々な方のアドバイスやご希望をお聞きしながら就労支援を展開します。


就労トレーニングを受けていらっしゃる利用者の方
就労支援を行う私たちにはまだまだ成長しなければならないことが多くあります

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