top of page
執筆者の写真吉岡 俊史

みなぎるもの①


気分が落ち込み中でも、まったく別の悩みや気になることに苛まれていても、毎日の習慣(ルーチン)行動は忘れることはめったにないと思います。例えば、今日は初対面の人と会う、初めて会社に出勤する、大事な発表がある・・など緊張する場面が予定されていて、朝から気持ちが高揚していても、多くの方は、朝のはみがきは忘れずできるのではないでしょうか。


ルーチンの行動、特に完全に行動パターンとして身についたものは、簡単には忘れません。

気分が落ち込むなど、凹んだ波の中にいても、どんなに思い悩んでいてもルーチンになっているものは飛ばすことは少ないです。むしろ、それを行うことで自分を平静に戻す役割も果たすのだと思います。


一方、何から刺激や感動を受けたり、探していたものに到達したりすると、勇気やプラスの感情がみなぎることがあります。


自分はこうありたい・・こうしたい・・・という希望が強いほどそれに近い状態になったら力がみなぎってくることがあるようです。

就労準備の支援の中で、支援スタッフは度々そのような場面を見ます。

それは・・・以外にも「実習」の場面です。


実習をしている利用者の皆さんは、一様に何かがみなぎっている表情をします。

一つのことに神経を集中して、そして気分の波がどのような状況であっても、ルーチンはきっちりとこなして、そして普段以上の表情を見せ、力を発揮してくださいます。


実習という場面で皆さんの中からみなぎるものはとても自然で清らかなものに見えます。

なぜそうなるか、ということを皆さんから学ぶことができますので、次回のブログで書きます。


キャンバスにみなぎる想いを表現している写真
何かに緊張する場面、夢中になる時・・実習は、みなぎる力を感じる場面の一つです




閲覧数:22回0件のコメント

最新記事

すべて表示

支援の適切量

コメント


bottom of page