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執筆者の写真吉岡 俊史

アサーティブネス①

アサーティブネスは、仕事をする際に気持ちをポジティブにすることにも役立つものです。


「それで、アサーティブネスって何?」と思われる方もいらっしゃると思います。

アサーティブネスは、自己肯定感を高めて、仕事の成果も上げ、仕事に対する満足感や、充実感を得ることです。

それだけではなく、人間関係も良い方向に向かいやすくなるもの、とも言われます。


就活の時、そして働き続ける時に重要な手段となるのです・・・しかしアサーティブネスという言葉だけでは具体的なイメージを持ちにくいので「どうやるの?」「そもそも自己肯定感とか満足感ってどうやって得るの?」といった疑問も湧きます。

「アサーティブネスが必要」と言われても何をしたら良いかわからない、ということではないでしょうか?


アサーティブネスは、特別な技能や経験、道具などが必要なものではありません。


就職に向けて準備を就労支援として行っている就労移行支援事業所ユースターの活動やプログラムの中に多く含まれているものです。シンプルな言葉にしますと「自分を大事にして、他者も大事にすること」なのだと思います。

就職活動の「現実」には多くの「妥協」が伴います。やりたい仕事、条件が100%そのまま叶うことはめったにないので、何らかの我慢や辛抱が必要となるからです。


つまり、やりたい仕事を探す、といっても家からとても遠くて通うのに長時間の通勤が必要だったり、一週間に30時間(1日6時間)は働きたいのに一日4時間までの仕事しかなかったり、逆に8時間のフルタイムが条件だったり・・

就職先を探す際には、一つだけではなく、多くの「妥協、我慢」をしなければならないことが出てくるのです。

100%を探すと長期間探し続け、結局”探し疲れ”が出たり、最も良くないこととして「仕事は見つからないのは、自分が働けないから」と自分を責めたり自信を失いそうになったりすることです。


そんなとき、とても大事なこととして「アサーティブネス」の考え方が必要になってくるのです。

アサーティブネスは、妥協ではなくどちらかというと協力してお互いの希望を実現する行為に近いものがあるのです。つまり「協働」と言い替えられます。


具体的な方法を次のブログで書かせていただきます。

(つづく)



猫の手の写真
協力してお互いの希望を実現する協働の価値観が障がい者雇用にあります


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