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執筆者の写真吉岡 俊史

キャリアプラン③~何を書く?~

キャリアプランシリーズ①で、「キャリアは、自分の価値や存在意味、役割。キャリアプランは、将来や仕事、これらかのことを何も考えたことがない、考える方法がわからない、見つけれない、自分を失いそうになるとき、などにたてると、わずかでも、自分の生き方に希望を持てたり、先のことが見えたりするのではないか」と書かせていただきました。


では、何を計画して書いたら良いのか?と問われると思います。


ユースターで就職に向けて色々な準備のトレーニングを受けていらっしゃる方々は、自分が何を求められているのか、会社や社会と自分の関係や自分の役割を想像して、「どうありたいか?」が考えられるととても良いと思います。それらをいきなりまとめましょう、と言っても、白紙の紙の前で行動が停止してしまうかもしれません。キャリアプランは簡単ではないのは確かです。いくら自分のことといっても、自分のことだからこそ将来のことがわからない、何かを書いてしまうとその通りにならないと自信を失ってしまうかもしれない・・・などと新たな悩みも出てくるかもしれません。


無理やり書くことをお勧めはしませんが、一回書いて残しておくと、自分を語る時、考える時、何かとそれを礎にすることができるのです。前のシリーズで書かせていただきました通り、たとえば採用面接で「あなたのキャリアプランは?」と聞かれた際、それを思い出して答えたり、志望動機欄も埋めやすくなります。

更には、履歴書等のように、どのように書くべきかのルール(例えば自分をアピールするべきとか、職種に合わせて書くとか・・・)がある中で書くのと違って、何にも縛られずに自分の書きたい希望を書くことに意義があると思うからです。


では、どう書くのか?。。。


改めて、本来は白紙から書くべき主旨のものかもしれませんが、始めやすい方法として、典型例を出して、自分のことに置き換えて空欄を埋めてゆくやり方があります。


壮大なプランでなくても良いです・・自分の夢や希望、いつもやっていること等を書くことで自分というものを意識できれば良いのだと思います。

その上で、自分が周りへもたらす影響も考え、社会での役割をイメージできれば、それがキャリアプランを作ることになるのだと思います。


たとえば・・・

例:『飲食店で働き、得意な調理をしたい⇒お客様から「おいしかった」と言ってもらうことが目標⇒その後で接客についても経験したい⇒10年後には店長になる⇒そしてたくさんの障がい者も雇って店を繁盛させたい』


キャリアプラン3回シリーズは今回で終了です。お読みいただきまして、ありがとうございました。キャリアについてはまた機会を見つけて書かせていただきます。。


就職活動の様子
就活のタイミングがキャリアプランを考えるきっかけにもなります。仕事を選ぶ時、初めて自分とキャリアプランを考える方も多いのではないでしょうか

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