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執筆者の写真吉岡 俊史

キャリアプラン①~自分を知ることはできる?~

自分のやりたい仕事、働き方を描いて、それに向かって歩む計画をたててゆくことを、キャリアプランを立てると言ったりします。

「働く上ではキャリアプランをたてたら良いです」・・と私もよく言われてきましたが、実際に自分でたてることは簡単ではありません。


そもそも、キャリアプランとは、自分のやりたいことを並べるだけではなく、なおかつライフプランとも違いますので、自分は自分の人生で何をして輝きたいか、どの分野で人と関わりたいか、あるいは認められたいか・・そして数年後にどうなっていたいか・・・がまとまっていないとたてられないものだと思います。


そして「自分は何に興味や価値を感じるのか、能力(スキル)はどのくらいあるか、将来どうなりたいか」をわかっていることが必要と言われることがあります。


つまり、”自分を知る”ことが、キャリアプランをたてる第一歩だということです。


実は私も、自分について真剣に考える時間はどれだけ取れているのか?と問われると自信がありません。日々の生活に忙殺されているから、自分のことを考える余裕が無い・・・かもしれませんが、本当は「自分の事をあまり考えたくない・・」という気持ちを持つ方もいらっしゃるのではないでしょうか。。。

なぜ考えたくないのか、というと、自分と向き合うことで、できなかった部分に向き合わなければならないからかもしれません。


考えてみれば、自分の将来のためのキャリアプランですから、過去に未達成のことがあっても、更に言えば自分を正確に知らなくても良いので、夢を描いてみたら良いのかと思います、そしてその夢に向かって計画をたてられたらすばらしいなと思います。


夢とまでゆかなくても、今までの人生で、これをしているときが一番楽しいとかリラックスできる、といった活動につなげて自分がやりたいことを考えるのもありかと思います。


ユースターを利用される方に対しても、ご自分はどうかを知っていただくことは大事ですし、そのための支援プログラムもいくつか用意してはあります。

しかし、自分を知るということにこだわらずに、たとえ知りたくない自分の部分があっても、気にせず将来のことを描いてゆければ良いなと思います。可能不可能を問わずにキャリアプランを描きながら、そのこと自体にモチベーションや楽しみを感じていただければと思います。


工作をしている人の写真
何が得意か、何をしているとリラックスできるか、がキャリアプランを考える入り口かもしれません



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