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執筆者の写真吉岡 俊史

クライアントが作るユースターの支援プログラム

ユースターは、毎日支援プログラムが変わります。

色々なプログラムを、それぞれの方に合わせて組み立てています。それは、利用される方が、その方の力や適性に合わせて効果的に、無理なくスムースに毎日の活動に入れるようにする目的です。また、加えて「明日は何をするか」「来週は何があるか?」を事前に提示することで、少しのワクワク感や、モチベーションをもっていただくためです。


一方で、ユースターが考えるプログラムは、支援者目線、つまり、社会や会社で起こることを知っている人の視線で作られていたり、何を身につけて欲しいか、という下心も含まれてしまったりします。

支援プログラムは支援者間で話し合って熟考して企画していますが、欠けているものとしては、その支援プログラムを受ける側の意見です。


ユースターを利用される方の毎日の行動から、そのプログラムが良かったか否かを知ることはできますが、企画段階では利用される方の意見は入れることができていません。


その時に支援スタッフが相談できる、利用者の立場の方(クライアント)がいて下さると良いな、と思います。


そこで、支援スタッフとして、できる限りクライアントの方に感想を求めたり、ふと漏らす言葉をとらえて、企画に活かすように取り組んでいます。

具体的には「〇〇さんがこのようにプログラムを進めた」」「△△さんはプログラムをなかなか始められなかった」などの日々の反応を毎日スタッフ間で共有しつつ、プログラムによるクライアントの変化や進捗を見ることで次のプログラムを企画します。


プログラムを企画する時「〇〇さんだったらこのプログラムの意図は理解していただけるだろうか?」「どうしたらわかりやすく提示できるだろうか?」などの迷いを少しでも減らしたいと思っているからです。

そして、常に変動する障がい者就労の現場や企業の求めるもの、働き方などに合わせ、基本的なスキルに加えてどのような力や経験が本人の強みになるのか、を考えl支援に活かしていきたいと思います。


ユースターの就労支援はユースターだけが企画して提供していては行き詰まることを真に実感しています。

これからも、ユースターを利用される方の声をもっとプログラムに反映させてゆきたいと思っています。

※このたび、ユースターを卒業され、無事就職された方から声をいただきました。ユースターを利用した生の声をホームページでご紹介しています。是非ご覧ください。


一つの部屋でさまざまなプログラムを行っている写真
色々な支援プログラム・クライアント抜きには作れない支援です

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