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執筆者の写真吉岡 俊史

コントラスト①~日本人気質から

周りのものとなるべく同じでありたい・・自然な感情だとは思います。特に集団主義的であると言われる日本人はその傾向が強いですよね。私自身も日本文化の中で生まれ育ち、その感覚は強く持っています。

周りの人と同じであると、なんとなく安心します。。。。そこで、なぜ安心するのか?考えてみました。その結果・・・

(個人の感想ですが)

・誰からも指摘されない、じろじろ見られない、突飛でない、目立っていない、仲間外れにされにくいのでは・・などから、他の人と同じだと「安心」、と感じるんだ、という結論に至りました。


一方、自分が「他の人側(題して安心側←みんなと同じ)」にいると確信できた場合、そこから反対側を見た時にどのように感じるのか?ということも自問してみました。その答えは「特になんとも思わない」です。個人的には、程度にもよるかもしれませんが、みんなと違う人を見ても、ちらっと見ることはあるかもしれませんが、心の中や感情的にはそう動かない気がします。


その結果から、自分が他の人より浮いているととても不安になるのに、安心側にいる時は、そのような人を見ても、なんとも思わない人が多いのではないか?とも思います。もちろん程度や周りへの影響、TPOなど、結果を左右する要因はたくさんありますので一概には言えませんが・・・。集団主義的傾向の日本人でも、マジョリティーは一定のマイノリティーを受け入れる包容力があると思っていますし、そう信じたいです。

同時に誰がどっちの側か、ということにもこだわりがちです。。。日本人気質でしょうか?

あまりコントラストをつけたくない文化かもしれません。それがお互いを消しあわなければ良いなとも思います。


「沈没船のジョーク」は聞いたことがある方もいらっしゃると思います。あらためてご紹介したいと思います。外国から見た日本人だそうです。


『世界各国の人々が乗った豪華客船が沈没しかかっています。乗客の数に比べて、脱出ボートの数は足りません。その船の船長は、泳げる乗客を海に飛び込ませようとします……。船長が各国の人を飛び込ませるために放った言葉とは何でしょう?


アメリカ人に対して・・・「飛び込めばヒーローですよ」 ロシア人に対して・・・「海にウォッカのビンが流れていますよ」 イタリア人に対して・・・「海で美女が泳いでいますよ」 フランス人に対して・・・「決して海には飛び込まないでください」 イギリス人に対して・・・「紳士なら海に飛び込めますね」 ドイツ人に対して・・・「規則ですので海に飛び込んでください」 日本人に対して・・・「みなさんはもう飛び込みましたよ」  』


学校で整列する写真
集団の中にいると安心してしまいます・・でもそれが全ての価値や基準ではないですね

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