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執筆者の写真吉岡 俊史

ストレスはない方が良い?

嫌なことやイライラすることがあると、くらーい気持ちになったり、何かに八つ当たりしたくなったり、人はストレスを感じるといつもの自分とは違う行動をとってしまいがちです。

また、気持ちだけではなく肩こりや胃痛、食欲不振、睡眠不足など体にも影響がでることもあります。

ストレスが長く続くとあまり良いことはなく、早めに解消したり減らすことが『働く』上でも大切になります。

ストレスが全くない状態が『良い環境・良い状態』と思うこともしばしばです。

ユースターでは就労支援の中で、「必要なストレス」と「不要なストレス」を意識した支援を行うことがあります。


必要なストレスは、自分が前に進む力をつけるための追い風
不要なストレスは、自分を後退させる向かい風

 風はどこから吹いてこようとも、身体にあたり抵抗を感じます。しかし、自分が前に進むときに後ろからくる風は、抵抗ではなく躍進への補助的力になります。

風がストレスだとすると、そのストレスが自分にとって追い風なのか向かい風なのかを考えたいです。もし、向かい風と感じるのであれば、風に当たらないように避けることや身をかがめて抵抗を少なくする必要があるでしょう。追い風と感じるのであれば体を大きくし、より前に進むためにストレスを味方にすることができます。進んだ先にはきっと「達成感」や「満足感」があります。

ストレスが全くなかったり、長く続く向かい風の状態ばかりだと、いつまでも達成感などは感じられず、嫌になります。

 程よいストレスや味方になる向かい風を感じられるように、ユースターでは、トレーニングを通して、ストレス=風の見極め方を一緒に探しています。






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