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執筆者の写真吉岡 俊史

タイトルのつけかた①

今日のブログのタイトルは「タイトル」です・・笑。


タイトルとは表題とか題名ということですが、これから書く文章や内容、行動をまとめて一つのワード、あるいは短文に置き換えているものだと思います。


就労移行支援事業所ユースターの支援プログラムには全てタイトルがついています。「プログラム名」と命名していますが、その意味とは、整理、支援の種類の分類など、事務処理上の目的の他に、何をするのか、をわかりやすく表示するために付けているつもりです。


例えば「在庫管理トレーニング」「ビジネス敬語」「○○文章作成トレーニング」・・といったものになります。


ユースターを利用される方は、毎日のご自身の活動をスケジュールボードで確認しますが、個人個人の活動を書くスペースは大変小さいです。ですから短文で、何をするかをなるべくわかりやすく明示する必要がありました。そこで『○○トレーニング』といったようにタイトルだけで、何となく何をするかの当たりをつけていただけるようにしています。

内容や人によっては、以前体験したものも出てきますので「あっ、あれね」とわかるためにもタイトルは”内容を想像しやすい”ようにしています。


ところで、タイトル付けは、慣れないととても難しいものだと感じます。

ユースターのトレーニングも次々と増えていますので、タイトル付けも苦労します。

過去に使ってしまったタイトル・・・気軽に受けられるものなのにタイトルがかたく、難くなってしまったがために大変そうな印象に・・・何をするのかがわからない・・・AとBどう違うのかがわからない・・等はしょっちゅう起こります。


この難しさはプログラムを説明する時にも続きます。「今日は○○トレーニングです」といいながら説明をしてゆくと、利用者の方から「なんだ、○○かと思ったー」といった反応も時々あります。タイトル付けがまずかったのかも・・と思ってしまいます。


そのようなことが続くと、タイトルから内容を知ることをほぼあきらめてしまう方もでてきます。それが良いのか悪いのかは判断しかねますが、社会ではタイトルだけで決めなければならない事柄も多く遭遇するので、当たりをつけられると良いかと思っています。

例えば仕事を探す際「福利厚生が充実した会社です!」とか「休みがとりやすい会社です!」といったタイトルが躍る求人もあります。この場合どちらが働きやすいのか?

身近では電化製品を選ぶ際「プレミアム○○機能搭載」の製品を選ぶか「超スーパー○○機能搭載」を選ぶか・・・などです。

何かの言い訳ではありませんが、タイトルにまどわされないことも必要である、ということをみなさんにお伝えできれば良いと思います。


題目を入れる前の枠
題目、作り手として正しく伝わるように、読み手はまどわされないようにしたいです


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