「チョークポイント」という言葉をご存じの方もいらっしゃると思います。
船舶による海上物流の際の海路の中でも、狭くなっている場所・・運河や海峡などですが、その中でも海上輸送の際に、必ず通らなくてはならない大事な場所のことをチョークポイントと呼ぶそうです。
つまり要衝(ようしょう)とも呼ばれる場所(要所)です。
チョークポイントの代表例として、マラッカ海峡やホルムズ海峡と言えば「あっそうか」となるかもしれません。
特に欧州から日本への輸送に欠かせない海峡と言えば「スエズ運河」が馴染がありますね。
スエズ運河は人工運河で、欧州から日本に物資を運ぶ、私たちにとっての海上輸送のチョークポイントです。
これらの場所が封鎖されたりすると、たちまち日本の経済は滞り、その結果国内エネルギーや物資が不足するのです。
チョークポイントはチョーク(choke)=「息苦しくさせる」とポイント(point)=「場所」が合体した言葉で、その名の通り、どうしても通らないければならない場所、かつ狭くて、通過するには緊張を要する場所なのです。
私たちの人生の中にもチョークポイントがたくさんあると思います。緊張を強いられる狭き門の代表といえば、私は「受験」や「採用試験、資格試験」を思い浮かべます。。通れなくなると色々と面倒なことになるので、何とかして通り抜けたい・・・。今思い出してもひやっとした経験です(あくまで私の場合です。それだけ試験に余裕が無かったのですが(苦)💦)
話しを戻して・・人生のチョークポイントの一つ、『就職試験』ですが、これは就職する際に必ず通らなければならないものです。ご存知のとおり、試験といいながらも、学校の受験とは異なり、面接だけで合否が決まる場合も多いです。
しかし相手に試される・相手の評価を受ける、という意味では試験には変わりないのです。
就労移行支援事業所ユースターから就職を準備している皆さんは、このチョークポイントを通過する経験をされています。
でも、チョークポイントは、会社に入る前の入社時の一時のことではありません。「就職した後」にも続くのです。実はその就職後に続くチョークポイントの方が厄介で重要なのです。
就職後のチョークポイントについて次のブログで書かせていただきます
(=つづく)
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