top of page
執筆者の写真吉岡 俊史

デジタルデバイド

更新日:2021年12月23日

「デジタルデバイド・・・?」って言葉ご存じですか?

インターネットやSNSなどを通した情報化が当たり前になりつつある中で、デジタル化により、年齢や地域間で、同じように情報を得ることができない状況が起こっています。「デジタルデバイド」は、デジタルに発信される情報に取り残されていくことを言うそうです。

「年齢間」とは、当然、年配の方の中にはスマホやインターネット等に慣れていない方がいらっしゃることがありますし、「地域間」とは、インフラが整っていない地域や国は、整っている国に比べて情報が届かないという意味です。

でも、地域や年齢だけではなく、障がいのある方についても同様な格差があるかもしれません。それも、本来は知識を学んだり、練習すればできる力がありながらも、障がいがあるので、情報通信技術を「理解することが難しいであろう」という周囲の決めつけから、知識を得る「チャンス」が無かったりする状況も起こりうるのです。

社会は、デジタル化が進んで、生活とは切り離せない状況になっています・・端的な例がコロナワクチン接種証明をスマホで提示することになる・・とかです。

つまり、デジタルの情報通信技術がもっと高度になる直前の現段階で、障がいの有無に関わらず、誰でも平等にデジタルの情報通信の知識を持てるような機会を考える必要があると思います。

マイナンバーカード等の身分証明書書自体がデジタル技術とつながっていくというように、まさに生活の利便性に直結する事項は、知識や技術やチャンスを持つ一部の人だけが得られる利益であってはならないです。


デジタルデバイドを少なくするのも就労支援による生活面の充実かと
ユースターで就労支援を受ける方も支援スタッフも、デジタル化についていく事で生活面の不便を感じないようにしなければ・・

ユースターでも、パソコンを使ったトレーニングを行っていますが、それはパソコンができた方が就職のために良いというだけではなく、デジタルや情報通信技術のことを身近に親しんで、生活の習慣にしておくことが、これからの社会生活に必要だからです。パソコンだけではなく、生活に直結するIT機器の知識も順次「生活必需品」として取り入れていきます。

誰かが助けてくれるから知らなくても大丈夫・・・という理由で、知る権利を失うことのないようにしたいと思っています。

でも、ユースターを利用される方の中には、支援スタッフよりもはるかにデジタルに詳しい方がたくさんいらっしゃいます・・それは単に私達支援スタッフが勉強不足なだけです。すみません(汗💦)




閲覧数:29回0件のコメント

最新記事

すべて表示

支援の適切量

Comentarios


bottom of page