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執筆者の写真吉岡 俊史

リタイアメントプランと就労③

就職して落ち着いたら親元やご家族から離れて自立生活を・・・と考える方も多いです。一人生活とかグループホームとか生活の場を考えたいと、ユースターでは色々なご相談もお受けします。

ご相談に来られる方は、困ってご相談される方や、就職したから「さあ次の一歩を」・・と希望を抱いていらっしゃる方もいます。


一般的に、「企業で働く」ということは始まりと終わりがあります、しかし人生は生きている限り続きます。愉しむために働き、愉しむために人生を過ごせるように、やりたいことの計画だてをしていけると良いと思っています。


そうは言っても、何をどのように計画したら良いのか、大変難しいものがあります。

おすすめするのは、具体的なキーワードを作ってプランを書いたものに落としてみるという事です。

退職は相当先のことであるのは確かですが、だからといって、将来を何も考えないと、結局、将来の何に向かって働くのか? 今苦労をして社会に溶け込もうとしているのか?の道標が無くなってしまうと思います。


何も退職後のことを考えなくとも、1年先・・・10年先、自分がこんな生活をしたいので、今日から働く、と考えられると良いです。


働き続けるのは良いことですが、それ自体より、働き続ける事によって、自分の人生の夢や計画を考えてゆけるようになることに価値があるのかもしれません。


このブログの前半で、人生の計画をするために、具体的な項目を作ってプランを書いたものに落としてみる、という提案をさせていただいました。具体的に、ご説明させていただきますと・・

●場所(住む場所、働く場所)

●時間(1年後、5年後、10年後、30歳、50歳・・・)など

●イベント(ライフイベント)

●やりたいこと

といった項目を使って、自分の人生のプランを書いてみる。それに伴って●お金(資金や出費)●人●もの●スキル●資格など必要となるものを加えてみる

それを俯瞰的に眺めることで、自分は何のために人生を歩んで、いつごろどうしているべきなのか・・・などが少し自分でも具体的になるのではないでしょうか。


その計画に、仕事を辞めたあと・・まで入っていると、すばらしいと思います。なぜなら、何のために働き始めるのかが、辞めた後やりたいことからわかるかもしれないからです。

ユースターでも、自分の人生を計画をするサポートを、プログラム活動の中で行っております。


その計画の出来栄えや精度などは問題ではありません。漠然としていることを文や言葉にしたり、自分で計画をする愉しさを味わっていただければそれで目的は達成していると思います。


就職をしてスタートを切ったあとに向かう先、働くことが終わりを迎える時、自分はどうありたいか、何をしたいか、お金の蓄えがあったらそれを何に使うか・・・など想像して、退職に限らず、自分の将来に目を向けていただきたいです。

そして、愉しみが一杯の人生にしていただきたいと思います。

人生の計画を練る様子
自分の将来に目を向けること、計画するたのしさを感じていただく支援をしたいと思います

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