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執筆者の写真吉岡 俊史

ルーティン


「自分は無趣味です」とか「楽しいことなどありません」

とおっしゃる方もいますが、ちょっとしたささやかな瞬間で気持ちが和んだり、自分を取り戻すことのできる日常の行動(ルーティン)は誰でも持っているかと思います。


習慣化されたルーティンは、自分にとってはあまりに当たり前であり、特段ユニークでも無ければ、人に自慢するものでもない、と考えがちですが、他の人から見ると、マネのできないすごい場合もあるかもしれません。

そういえば、学生だったころ、ペンを指の上で、超高速でクルッと回して、落とさずに元の位置に戻る技を多くの友人がしていたことを思い出します。本人たちにしてみれば、癖のような習慣のようなものだったのかもしれませんが、私には神業に見えました。


話は変わって、私事ですが、食べることが大好きな私は、住んでいる北海道内を旅行しながらその土地の食材を使った料理をいただくことが何より楽しみです。まだ出会ったことのない人、見たことのない景色、場所、食べ物は無限にあるのだと思うと、なんともワクワク感がこみ上げます。失敗した時や気分が落ち込んだ時であっても、それらの「好きなこと」があることで、前向きな気分になれる時もあります。

もちろん誰でも真似できる趣味ですし、他の人に話しても、尊敬されることは、まずありません。


「趣味」となると、人並み以上のレベルでできていること、といったイメージを持ってしまいますが、日常の行動(ルーティン)、習慣化された所作は自分にとっては珍しいものではなくても、他の人から見るとすごいものかもしれません。


ささやかな楽しみとして自分が大事にしている習慣化した行為、自分のリフレッシュにつながるルーティンは、その行動の大小に関わらず自分の気持ちのリフレッシュにつながります。


ほっこりすること・・なごむこと・・自分を取り戻せる日常的な行動・・思いつかなかったら、是非探してみてはいかがでしょうか。



釣りを楽しむ人
釣りのように「趣味」とは言えないことでも、自分にとってはかけがえのないルーティンもありますよね

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