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執筆者の写真吉岡 俊史

人に関わるしごと②

先週末にユースターに来て、働いた経験談をお話しいただいたお二人の報告をブログで書きました。その際に”人に関わるしごと”を取り上げましたので、今週はその”人に関わるしごと”について考えます。


ヒトに関わる職業はたくさんあります、というか、全く関わらない職業の方が少ないのではないかと思います。

よくよく考えると、ヒトが行う活動は、特定・不特定関わらずに「誰か人」のためにやっていることが多いです。仕事もその延長線上で、仕事として何かに従事する際は、誰かのためにその仕事が役立つからこそやっているのだと思います。例え、自然の中で行う仕事、動物や宇宙を相手にしている仕事であっても、その仕事は誰かからオーダーがあってやっていたり、たとえ宇宙のため、といっても、その延長線上には、人がいるのだと言えます。


とはいえ、人に関わる仕事は苦手、できればあまり人に接しない仕事をしたい、という希望を持つ方に「そのような仕事は無いです」というのも間違いです。ここで言う”人に関わる仕事”は、人に接する仕事とは限らない、ということかもしれません。

『人に関わる仕事』と『人に接する仕事』を分類して考えるべきかと思うのです。。。


人に関わる仕事は、政治家から、公安など公務員全般から医療。。。などさまざまな職業です。その中で”人に接する仕事”は少し範囲が狭くなり、具体的に、介護や福祉、教師、接客、カウンセラーなど人にサービスを提供したり、サポートしたり、商品等をセールスしたり、と直接人にアプローチするイメージがあります。


人に接する仕事は苦手な方は、もちろん無理にその仕事を選ぶ必要は無いのですが、逆に上記のように、完全に接しない仕事はない、という前提で考えると、無理に人と引き離した仕事を紹介したり、イメージで人との関わりが無いように見える職業に引き合わせる、ということが就労支援ではないのかもしれない、と思います。

人に接する職種や作業自体は避けたくても、人に関わる仕事はできる方もたくさんいらっしゃいます。むしろ社会の中で自己実現をするために、人に関わることは、何かに役立つのかもしれないと思うからです。


向き不向きと業種、やりがいや生きる一部分として・・具体的な職場や仕事内容と合わせて、じっくり吟味して仕事を選べればと思います。


コーヒースタンドで仕事をする人
『人に関わる仕事』と『人に接する仕事』違いを意識して挑戦もありかもしれません

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