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執筆者の写真吉岡 俊史

人材募集のいま②

会社が行う働く人材の募集のしかたに、斬新なアイデアや工夫がたくさん出てきています。募集広告を見て感心したり驚くことも多いですし、雇用者として、そこから勉強になることもあります。


昨今の人材募集には、良い人を獲得したいという会社の執念に近い熱や苦労を感じます。いかに人材不足や人材難が深刻であるのかがわかります。


求職者(仕事をさがす側)の立場から見ると、会社が働く個人に歩み寄り、働きやすい条件・環境を整える意志があることはありがたいのです。そして、働く条件にこれだけのバリエーションがあるなら・・と今まで躊躇していた職種にもトライしてみようか?という気にもなるかもしれないのです。


そこで・・

就職しやすいように社会全体が変わっていることで、障がい者雇用についても、職に就く条件に良い影響が出ているのではないかと思うのです。

先日見つけた求人情報に「勤務時間は一日1時間から相談に乗りますー正社員」という条件を見つけました。

学生さんのバイト以上に柔軟な勤務条件だと思いました。でもこれは学生バイトを対象とした媒体ではなく、更にはアルバイト待遇でもないのです。

それに加えて・・・「お仕事は丁寧に教えます・・研修制度も整っています・・・」などと書かれてありました。。。繰り返しですが、バイトではありません💦

一日1時間働く人が受けられる研修制度はどのようなものか?イメージのしにくさも感じながら、障がいのある方で、短時間勤務から始めたい、と希望する方の中には、この条件は働きやすい、と思う方もいらっしゃるかもしれないと思いました。


障がいのある方の、一般企業への就職に向けた就労支援をしている就労移行支援事業所ユースターとしまして、このような情報をもとに、その職場の信頼性、受け入れの状況など情報を集め研究してゆくことは、より多くの方の社会進出につながるものだと思っています。


しかし、条件が良すぎるのも、どこかに落とし穴があるかも?、とも感じてしまいます。雇う会社の分析を確実に行うことが必要です。


そして、良い条件の裏にある問題について次のブログで書かせていただきます。

(=つづく)


自宅勤務の付箋
就業の条件にバリエーションが広がるなか、良すぎる条件も出てきています。良く調べることが求められます






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