挑戦する人の姿はカッコよいですよね。でも、挑戦していることや、今挑戦中であることが、他から見てわかりやすい時もあれば、一方で、他の人にはわかりにくかったりするものもあるような気がします。
例えば、以下のような状況は、他の人から見ても「挑戦している」ということがわかります・・・
●どう見ても新しい事を初めてやっているー新入生、新入社員、一人暮らしを始める など
●今までより更に上ランクを目指すー補助輪無しで自転車に乗る、10mしか泳いだことしかなかった人が25mに挑戦する など
一方で、次のような「挑戦」は、挑戦していることがわかりにくかったりするのではないでしょうか・・・
●人見知りの人が思い切って初めて会う人に話しかけてみる
●人前で話すことがとても苦手な人が大きな声で、大勢の前で自己紹介をする
これらは、慣れている人から見れば、なんでもないことでも、当事者本人にとっては、自分の持つ全てのエネルギーを使って、勇気を出して「挑戦」しているのです。
社会に出るためにさまざまな準備をしているユースターの利用者の皆さんには、就職を大雑把な挑戦ととらえずに、それこそ入社日の挨拶から、社内で見られながら書類に記入すること、自己紹介、通勤・・・・挑戦しなければならない項目が突然無数に発生するのです。一つ一つがその方にのしかかるのですが、それをクリアし、勇気を振り絞って社会に出られるのです。
カッコよい姿そのものです。見えにくい具体的なご本人の挑戦に、私たちは最大限の敬意を表しながら・・支援スタッフはもちろん、職場の方、周囲の人たちと一丸となって挑戦を称えて応援します。
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