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執筆者の写真吉岡 俊史

働くことー手順書をユニークに使って

手順書というのを就労支援場面ではかなり頻繁に使用すると思います。

自分の作業を順番に並べて表示しているものです。その順番通りに行うと、どなたがやっても完全に近い形でできあがる、というすぐれもの(のはず)です。

もちろん就労移行支援事業所ユースターでも日常的に使っています。以前のブログにも書きました通り、支援スタッフが作った手順書だけではなく、利用される方が協力して作る事で作業を理解したり、他の人の着目している点に気づいたり、ととても便利な道具です。

ユースターでは、道具は道具として、それ以上の価値を付加して支援できれば良いと考えています。手順書の道具の部分、つまりハードな要素は、働く人の手順を決めるものですが、それ以上にソフトな要素をきちんと認識して使っていかなければならないと思います。ソフトな要素とは、働く方のイマジネーション・・創意工夫・・疑問を持つこと・・場合によって自己判断・・手順書の完成より高みを狙うこと、なぜこの手順なのかを説明できること・・など手順書の余白にたくさん込めたいと思っています。

写真は工程の順番を、自分の発想と比べてみて、何が起こるか考えています。

手順書は、道具として安心をもたらすものであって欲しいと思っていますが、自身を縛るものにならないよう、またコントロールしすぎないようにしなければならないですよね。就労を目指す方に必要な力は、手順書に従う以外にたくさんありますから・・。

手順書に提示されている手順への疑問やしくみ、使い勝手の評価をすることで、就労への納得感を高められるかもしれません
手順書の並びを考えていただいています



閲覧数:41回1件のコメント

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1 Comment


Unknown member
Jul 02, 2021

こんにちは。

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