写真は就労移行支援事業所ユースターの支援の一つで、物品を整理するトレーニングで、取り組む最初の段階と作業が進んだ時の様子です。ごちゃごちゃに置いたものを整理する練習に見えるかもしれません。しかし、このトレーニングは、もう少し深い部分に意味があります。
物品を整理するのが苦手な方はユースターを利用される方の中にもいらっしゃいますし、支援スタッフにもいます。整理ができていると無くしものが少なくなったり、探しやすくなっ
たりとメリットはあるのですが、それができても、生活が便利になるだけです。ここユースターは、就労を意識して、もっと分類と整理の結果が仕事・自分・同僚・お客様等、人にもたらすメリット、そして整理ではなく分類
という力も育てて、それが仕事に生かせるようにと思って設計しています。
なぜその物品をここに入れなければならないか・・・意味づけをしながら、整理の前に分類をしていただいています。社会生活につながるといえば大げさかもしれませんが、職場で仕事を整理する力のファーストステップと思っています。
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