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執筆者の写真吉岡 俊史

去る時・・

今週(ブログ公開時)から就職される方がいらっしゃいます。。。


就労移行支援事業所ユースターを卒業され、就職される、その方について書かせてください。

来週から就職、そしてユースターでの最終日、その方は今まで使用した施設をピカピカに清掃をして旅立たれました。とても微笑ましいとともに、感動、誇りの気持ちで私たちの心をいっぱいにしてくださいました。


一緒に過ごしたメンバーの方々への応援の言葉や感謝の言葉もたくさんいただきましたが、利用した建物や設備に対して、感謝を形で残すその姿勢は、自分も見習いたい思いでした。。。


これからの社会生活、将来にはさまざまなことが起こると思います。しかし、初めて会うときの第一印象ももちろん大切ですが、去るときに見えるその人の生き方やその人が持つ本質的なものも大事だと思います。

自分のことで精いっぱいとなるこの時期に、他の人のことを考えられるということは本当にすごいと思いますし、その先にはその方の成功しか見えないような気がしました。


やはり就職には不安がついてきます、何が失敗なのかすらわからないが、漠然と「うまくゆかなかったら・・」「失敗したらどうしよう・・」と考えがちです。

しかし、人生の中で経験することはリトライできることがほとんどです。オリンピック選手にならない限り、一生に一度しかチャンスがない、ということは少なく、多くの場合はリベンジ、再挑戦ができることだと思います。


その場にいたら、人生が終わったくらいの落胆を覚えるかもしれません・・・その時には、時が過ぎるのを待っていると、また立て直すチャンスが訪れたりします。その時を再度生かして挑戦したり、時には方向転換をするなど、可能性を求めて進めば良いのだと思います。ユースターにはリトライを目指している方が多くいらっしゃいます。


また、特に就職の場合には、ハンディや困難があっても、がんばる自分だけではなく、その自分が働くことを応援しようと、会社(雇用者)もがんばろうと待っている、ということも意識していただければ良いと思います。

つまり、自分だけが頑張るのではなく、頑張ることを周りの人とシェアしてゆく・・ということです。


周りの人の応援をもっと引き寄せるためには、人との出会いや別れを大切に思える優しい心があると良いですが「それにはどうしたら良いか?」という問いには、今回ユースターを卒業する方の態度は参考になるのではないでしょうか。


就職される方へ・・これからも皆さんの活躍と成功をお祈りするのはもちろん、ドラマのような人生・・さまざまなことがあるたびに「自分は成長している」と信じること、そしてユースターは寄り添って応援していることをあらためてお伝えしたいと思います。


一歩踏み出す人の足
去り際に次の希望が見えたりします・・周りの人の応援をもっと引き寄せて・・

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