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執筆者の写真吉岡 俊史

就労支援とソーシャルワーク

ソーシャルワークという職業は日常の生活の中では聞きなれないかもしれません。なかには、医療機関等でソーシャルワーカーのことを聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれませんが、目に見える商品を売買したりするのと比べ、視覚的に見えにくい仕事や役割であるため、何をしている人か、どんな仕事かのイメージもつかみにくいと思います。しかし、実はソーシャルワークというものは、誰にとっても、とても身近なものなのです。

ソーシャルワーク・・社会の様々な場所場面(企業、福祉・医療機関、行政機関などなおど)で、社会生活で困ったりヘルプが必要な人や場面でサポートをする仕事のことなのですが、私たちユースターの支援スタッフも、毎日の活動でソーシャルワークの一端を行っています。

求人票の中のお仕事とご本人の想いとの出会いを支援するのがユースターの就活のスタートです
就労支援を受ける利用者の方。求人票に夢を載せて真剣に確認します

というわけで、就労移行支援事業所ユースターのことですが「ユースターのソーシャルワークとは誰のために何を?」と問うてみますと「ユースターを利用される方への働く支援」となりそうですが、それだけでは十分な説明にはなっていないと思います。

まず、対象となる方は、働く希望を持つユースターの利用者であることは間違いないのですが、その方だけではなく、雇う多くの会社、それを促進しようとしているハローワークさん等、その他さまざまな機関や人が関わってきているからです。そしてそれらの方々も、あらゆる形でのサポートや連携の対象になります。特に就労支援のソーシャルワークはそのよう

な関係の皆さまとの連動と調和があって成り立っています。就労支援は、共同作業であることを意識して、利用される方の他、関係者と随時連携したり、皆さんをコーディネートをする立場にあることを、ユースターの支援スタッフは意識しながら支援をしています。

そして、利用者の方が就職して社会で活躍し、障がい者雇用が広がることが、社会全体の利益に叶うものにしなければならないと思っています。


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