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執筆者の写真吉岡 俊史

情報と自分

季節も良くなり、明るい気候になりました。この季節になると人々も活動しやすくなる一方で、気持ちが晴れないでいる人、まだ気持ちは冬のようだ、という方もいらっしゃると思います。

昨今の国内外のニュースは、想像もできなかった悲しいことや暗いできごとが現実に起こっている様を見ることがあります。

誰でもが、明るく毎日を過ごせれば・・・と願っていますし、気持ちの上で、春のような上向きの陽気がくることを待たない人はいないのではないでしょうか・・・・


ユースターに来られる方々、ユーディーに登録されている方、支援スタッフ、だれもが気持ちを明るく保っていたいと願うのですが、自分で自分の気持ちはコントロールできないときが多いとも感じます。

悲しい出来事が自分の身に起こる時はもちろん、自分には直接関係は無くても、見聞きするだけで気持ちが大きく沈む時があります。また気持ちを保っていくには大きなエネルギーが必要となります。そして誰でもできることでもないのだと思います。


明るく生活できる方は、単に性格だけではないと思います。それは、自分で気持ちをコントロールすることが上手な方なのだと思います。そして、外部から受け取る情報すべてをそのまま気持ちに反映させるのではなく、「受け取り方」を良くわかっているのかもしれないと思います。更に自分で自分の気持ちの許容量や限界も良く知っているのではないでしょうか。限界を知れば上手に情報を整理したり取捨選択して受け取れるものだと思います。


心理学などを勉強して学んでできるものではなく、生来持っている力なのかもしれません。


ユースターでは、自分の気持ちのコントロールをテーマにしたプログラムを設けていますが、そのプログラムとともに「自分を知る」をテーマにした支援も取り組んでいます。

自分の気持ちを安定して保ったりコントロールする自分なりの方法については今後とも社会に出て就労生活をする準備のための重要な支援として取り組みます。


個人の面談の様子です
ユースターの個別支援の場も気持ちを整える一場面かもしれません



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