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執筆者の写真吉岡 俊史

感情を表現する(受け取る)力

今年も最後の月となりました。

・コロナによって、変化したものが様々にあり「感情を表現する」ことも変わったことの一つかもしれないと感じております。

どういうことかというと、相手の感情や自分の感情を表現したり感じ取ったりする方法は、表情や声、目線や言葉などあらゆる表現方法を駆使して行ないますが、それらの使い方が、今までとは少し違ってきたからです。

・通常は・・

【表情】⇒笑顔(口角を上げる)、泣き顔(涙目になる)、怒り顔(眉間にしわを寄せる)など 【 声 】 ⇒自信がある時は大きく、自信がない時は小さく。喜怒哀楽によって声量が変わるなど 【目線】⇒何か考えるときは上(下)をみる。助けてほしい時は相手の目を見て話すなど 【言葉】⇒怒っている時は乱暴な言葉。気分が良い時は穏やかな言葉など

・しかし、これらは感染予防によってよりハードルが高いものとなりました。

【表情】⇒マスクで笑っているのかいないのかわかりづらい

【 声 】⇒飛沫防止シートなどで聞き取りづらい、より大きな声ではっきりと話さなければならない

【目線】⇒ソーシャルディスタンスで相手がどこを見ているのかわかりづらい

【言葉】⇒表情が見えにくい中での言葉選びは慎重になる。冗談かどうかがわかりにくい。

・ユースターでも利用されている方の感情表現をしっかりと汲み取ってコミュニケーションをとりたいとスタッフも考えていますが、時に誤解をしてしまったり、反対に誤解を与えたりしているかもしれません。気を付けてコミュニケーションをとるようにしています。

・コロナ禍が終わり、みんなの表情や声が見やすく聞きやすくなった時には、この困難な状況でのコミュニケーション力が「感情を表現する力」となり、きっと役に立つことを願っています。

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