同じ物や事象を見ていても、そこから受け取ったことが人によって違うときがあります。就労支援を担当するユースターのスタッフは、利用される方とスタッフの両者が、それぞれ異なった受け取り方をして、その結果、理解した内容が違う、という経験を度々します。違った場合、支援の過程では、どちらかというと支援者寄りに話が決まってしまうことが多いです。それは支援者という立場に力が入りすぎていたり、ご本人のために必要なことだから・・・という想いからなのですが・・・・
ユースターの支援スタッフは、そのようなことになりがちであることを、しっかり自覚した上で、健在する課題解決のために、どのような関わり方が求められているのか、を知るようにしています。「こうであるべき」理論は、利用者のため、就労のため、支援者のため・・という「〇〇のため」という考え方が根本にあるとは思いますが、そこから一旦離れて、障がいなどを理由にせずに、まずは目の前のことをありのままに受けとめて、人は多種多様な受け取り方、見方を持つものであることを理解すべきと思っています。あるべき姿にはめ込んでいくことや、決まった道具だけを使ったり、枠の中だけでは人を理解したり支援することは難しいことを十分に認識することを忘れないでいたいと思っています。
駆け出したばかりの就労移行支援事業所ユースターの支援ですが、ここでスタンスをしっかり確認したいと思います。
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