top of page
執筆者の写真吉岡 俊史

数字で見る職場で一緒に働く人


例えば、20歳で就職した人がいるとします。フルタイム(1日8時間労働)で働き、月に19日間出勤しています。

この方は、職場の人と1か月にどのくらいの時間一緒にいるでしょうか?

【8時間✖19日間=152時間】  152時間です。

では、この方がご実家で暮らしているとします。この方がご家族と一緒にいる時間を想定してみます。入浴や就寝の時間は一人の時間とすると、朝の出勤までの1時間、帰宅後(18時)~寝るまでの4時間…1日5時間くらいでしょうか?

この方が、ご家族と1か月に一緒にいる時間は?

【5時間✖30日間=150時間】  150時間です。

あくまで目安ですが、一緒に働く人と一緒に暮らす人(今回はご家族)の過ごす時間はそんなに変わらないのかもしれません。

この方が、実家暮らしではなく一人暮らしであれば?この方が63歳までの定年退職まで勤めあげたら?職場で一緒に働く人との時間は、もっと増えるかもしれませんね。


こんなにも多くの時間をともに過ごすのですから、たとえ一期一会のような出会いであったとしても、たとえ嫌な思い出や苦い過去があったとしても、過ごした時間は大切にしたいと思います。ユースター(就労移行支援事業所)では、就職して働くことを、一時のイベントとしてとらえてはいません。社会に一旦でたら、ずっと社会で生活、その大きな部分を働きながら生活する、ということをリアルに捉えて、2年間という利用者の方の人生のひと時を過ごしていただいています。利用者さんの大切な時間がさらに価値あるものになるように、支援スタッフは心がけています。



閲覧数:32回0件のコメント

最新記事

すべて表示

支援の適切量

Comentários


bottom of page