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執筆者の写真吉岡 俊史

潜在意識①~繰り返しを力へ~

「潜在意識」・・・・・堅苦しい呼び名ですが、今日のテーマは潜在意識についてです。やわらかく言うとここでは「繰り返し」について考えます。


何か人より秀でた能力のある方を見ると、生まれながらにしてその力を持っている天性の才能のある方は少数だと思います。その他の天才と言われる多くの人は、努力・練習を重ね、失敗や挫折を経験しながらも努力をし続けて、ようやく人よりもその技能や能力を高くするのだと思います。


繰り返し練習をすること、それは技術を身につける、ということのように思っていましたが、ある文献に、それは「潜在意識の中に浸透させること」であると書いてありました。潜在意識に入ると、いざという時に適切な対処ができたり、突然に何かが起こったとしても、覚えた行動がとれたりする、ということだそうです。自動車の運転、自転車の運転などもそうでしょうか・・?

あるいは、世界に名だたるアスリートがわかりやすい例かもしれません。


潜在意識を操れると、無意識であっても、とるべき行動や判断ができると言われています。人間の奥深さと秘めたる力を感じてしまいますし、とても魅力的な力だと感じます。


就労移行支援事業所ユースターに、軽作業を行うプログラムがありますが、どうしても同じ場所がうまくできずに悩む方がいます。例えば何かを折るといった作業でも、どうしても曲がってしまうなどです。

そのような時、周りよりも本人が納得いかずに、毎回ちょっとだけですが落ち込むのです。でも繰り返し取り組むことで、いつのまにか完璧というレベルに達します。

人の持っている元々の能力とは別に「練習」によってできるようになるのです。あるいは「経験数」とも言えます。


練習してできるようになるメカニズムを考えてみると、繰り返し経験することで、自然に潜在意識の中で「うまくなりたい」という強い願望が生まれ、能力がその一点に集中して成し遂げられるようになる、ということではないでしょうか。

つまり集中力があがるというものです。

しかも、それだけではなく、その潜在意識が、成功する少しのチャンスも逃さないように自分を仕向けるから、いつの間にかコツや力の入れ方などが自分から溢れてくるのかもしれないのです。


「集中して」と他の人から言われるよりも、自分の潜在意識の中で、”強く願うこと”の方がより強いパワーが発揮できるのだと思います。

潜在意識の中に強い願望を持ち続けることが本物の能力になるのです。


一言で言えば、「本人の力は無限大」です。


金の卵の写真
潜在意識が能力発揮につながるのかもしれません


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