ユーファーストの就労支援の一つのしくみとして、ユーディーの登録制について前のブログで書かせていただきました。
その続きです。。。
ユーディーの支援が必要と思う方へ、ユーディーへの登録により支援を受けていただける環境があります。
ユーディーへの登録に限らず、何か自分のサポートが具体的に感じられることで、就職に向けての自信と安心につながるかもしれません。その安心を得ることが大事です。
ユーディーについていえば、支援について、自ら時間と量を選択できるという点が大事かと思います。支援を受けるために自分の生活の何かを変えなくてはならない、あるいは捨てなければならない、というのは避けたいものです。
支援を受けるために生活するのではなく、今の自分の生活を維持するために、支援が組みこまれてくるべきです。
ユーディーの登録制のメリットは、支援を受ける権利だけ保有し、受けるべき支援の内容やタイミング、量は自分でコーディネートできることにあります。
支援というものは、とかく人任せになりがちです。何かをしてもらう、という受け身状態になる方が多いのも事実です。
自分で支援を選び、その成果を確認しながら自分の成長や就労意欲の変化に向き合うことができれば良いと感じています。そしてその一つの具体的なきっかけに”登録”が一役かうかもしれないのです。
もう一つ登録制の特徴として、支援を受けるという登録により、本人と支援スタッフの支援の関係が、具体的で見えやすいものになります。それは、登録者として支援を受ける需要側の立場が、供給者にアプローチする形が作りやすくなるからです。
ユーディーに登録された方は、登録の翌日から、積極的にご利用になる方から一年に1~2回だけ顔を出される方までさまざまです。ユーディーの場合、利用頻度については、何が良いのかは自分で考えていただき、支援スタッフは介入しないで進めています。
”登録”は強いインパクトを持つ言葉ではないかもしれません。しかし、支援を受けて働く方には、周りとの位置関係や自分を知って感じるために有効な言葉かもしれない、と勝手に思っています。
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