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執筆者の写真吉岡 俊史

目指すのは自活?それとも自立?

就労・就職をサポートする際に、テーマとなるものの一つに「自立」があります。

また、一方で、ユースター(就労移行支援事業所)には「自活トレーニング」というものがあります。


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自立と自活って同じようなこと・・・と思う方もいらっしゃるかもしれませんので、今日はユースターが考える「自立」と「自活」についてお伝えします。

まず「自立」です。 人によって意味するところは変わってきますが、

「親など他の人やものに頼ることなく、精神的に独り立ちし、主体的に自分の足で進むこと」です。

次に「自活」です。それぞれの人で意味するところは変わってきますが、

「ほかの人の援助や保護を受けずに、自分の力で自分の生活を支えてゆくこと」となります。。。なんだか難しい。

少し、例を挙げてみたいと思います。

➀精神的に自立しているが自活することが目標の方

・実家から会社通勤しており、家にも家賃相当のお金を渡しているが、掃除洗濯などの家事は親が行なっている。

➁自活はできているが精神的に自立することが目標の方

・一人暮らし(家賃・家事炊事掃除洗濯もしている)で会社通勤しているが、少しでも困る事があったら親に連絡し、親から会社に説明してもらう。

…いかがでしょうか?もちろん、どちらが正しくてどちらが間違っている、良い悪いという話ではありません。

ユースターでは、その方がどのような「自立・自活」を目指しているのかをしっかりと聴き、よりその人らしく、いきいきと暮らし続けることができる方法はどのような「自立・自活」の形なのかを都度模索しながら、利用者とともに歩みたいと思っています。


効率的な清掃方法を練習しています。

一人暮らしを想定した食器の量などを考え、食洗トレーニングします。

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