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執筆者の写真吉岡 俊史

福祉と就労支援サービス②

当社の就職後の支援を、文字通りパーソナルサービスとして提供していますユーディーですが、これを福祉の制度に対して、”就労支援サービス”と名付けています。


なぜ福祉という言葉と当社の就労支援サービスを、使い分けるのか?につきご説明しますー

福祉は「しあわせ」などの意味を持つ言葉ですが、日本の福祉には、すべての国民に最低限の幸福を提供するといった意味合いを含んでいます。「福祉=幸福」ということです。


しかし、私たちが通常使っている「福祉」という言葉の意味は、「全ての国民に最低限の幸福を提供するためにある、公の扶助、支援サービスの種類や制度」のことを指すものになっています。

ここで気になる表現があります。それは『一律に最低限に・・』という部分です。


障がい等があって働くことに支援があると良い、と思って下さる方は、一律で最低限で良い、と思っているのでしょうか?

そうではなく「自分に合った質の良い支援」を求めていらっしゃるのではないでしょうか。


このように『福祉』という言葉は、微妙な意味やあいまいなニュアンスも持ってしまいますので、それよりもわかりやすい表現を。。と考えて「福祉」を前面にした言葉でなく”就労支援サービス”としています。

つまり、法律や制度、枠組みという視点から見る福祉ではなく、利用する人の視点から見る”就労支援サービス”として、(福祉とは)出発点から異なるものです。


「福祉」「就労支援サービス」・・・・表現の違いであって気にするほどの違いではないかもしれません。

しかし、それぞれの方が今いらっしゃる立場や状態、困っていることによって、その違いも大きくなることもあります。

呼び方は何であっても、そこにある理念をしっかりと守ってゆきたいと思っています。


人が人をサポートしているイメージ
福祉という枠組みでまとめず、利用する方の視点からサービスを考えたいです



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