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執筆者の写真吉岡 俊史

空気を読んだ、次に・・

空気をよむということについて、ユースターの就労支援プログラムの中で、ディスカッション形式で利用者の方と練習しました。その中で、利用者の方から教えられたことがありましたのでご紹介したいと思います。


空気を読んだあとに、相手の人に自分からアクションを起こしてみよう、という新しい発想を利用者の方が提案くださいました。就労に向けた意欲と期待を感じます
前向きに働いていくために、空気を読むだけの練習に終わらないために話し合いをします

それは、空気を読めるメリットはわかるが、自分が読んだ空気が正しかったのかハズれていたのかは誰もはっきり教えてくれない。なので最後まで「あれで良かったのかな」と・・戸惑いは晴れずに終わることもあるということです。

確かにそういった不完全な気持ちの繰り返しで私たちの毎日は過ぎているのかもしれません・・・・。悩ましいものがあります。

そこで利用者の方から教えられたのは「恐らくこういうことだろう・・」と想像したら、一歩踏み出して相手に近づいてみよう、話しかけてみよう、ということでした。答え合わせのために話しかけるのではなく、以下のような効果を見込んでです。

①その場にいる人に、自分の気持ちを少し伝えられる、それにより、今度は相手が空気を読んでサポートしてくれるかもしれない

②相手の気持ちや空気を読み取る大きな足掛かりが相手の言葉にはあると思うから

話しかける内容はその場その場で違うし、言葉で話しかけなくても、視線を送るとか、何らかのアクションでも良いかも、という事になりました。


空気を読むというのは重要ですが、自分をその場に合わせる、という受け身の姿勢を前提としたものであり、それだけを練習していたスタッフは、ハッと気づきを得た想いです。





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