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執筆者の写真吉岡 俊史

考え方一つ

人生全て考え方一つで変わる・・と言われます。


やる人はやるように考えるし、やらない人はやらない方へ考えてしまうようです。


つい先日の自分です。歩いて移動中、横断歩道まで走ってたどり着いた時、目の前で信号が青から赤に変わりました。。💦

悔しさとイライラ・・「なぜ自分はもっと早く走らなかったのか・・、そもそもこの信号すぐに赤になるし💢・・」、(歩行者側であった自分は)「そもそも車と歩行者、車の方が青が長いし、不公平ではないか?😡」など一度に色々な怒りの感情が沸き上がりイライラマックスに・・

今ここで、その時の感情を書き出してみると・・・何で何のために自分はそんなにイライラして、時間を無駄にしたのだろうか??。と思うのです。自分が恥ずかしくなります。


あたかも時間を無駄にした、などと考えてしまったのですが、青になるまでの間をまさに「怒り」のみで過ごした自分は、それこそ、待つ間の時間を有効に使っていなかったのだ・・と思います。

その間に少しでも前向きなことに思考をめぐらしたり、ボーっと頭を休ませたり・・そちらの方が、数段、理知的で、かつ有意義だったはずなのです。


このような怒りの感情の処理についての心理学的な解決法は色々とあるようで、就労移行支援事業所ユースターでも怒りの管理(アンガーマネジメント)の講座を行っています。

(そんな講座をする資格無い!と言われそうですが💦)



話しは変わりますが、何を試しても自信につながらない人がいます。例えば就労支援のプログラムの中で、「自分はユースターで、上手にできない」、「色々なことについてゆけない」、「緊張して行動に移せない」。。など、自分を責める方がいらっしゃいます。

何も上手にできない、と自分を責めるということは、慎重でまじめ、向上心がある方です。

実は、そのようにおっしゃる方こそ、非常に真摯にプログラムに参加され、態度も積極的なだけではなく、客観的に見て、社会人らしく変わっていくし、成果をものにしている方が多いのです。


冒頭の私のエピソード、自分の遭遇した”信号の事”、それから”自信がないという気持ちを持つ”・・・この両方、考え方、捉え方一つを変えるだけで、意味や周りの見え方が180度変わり、自分も変われるのだと思います。


自信がないというのは、自信がないのでやめたいのか、自信がないけれどやってみたいのか・・・おそらく両方の気持ちがあるのかもしれません。

支援スタッフや周りの人は、「自信がないけどやってみたい」を引き出して、本当は「やってみたいけど自信がないだけ」、つまりわずかでも”挑戦したい”、という気持ちの部分を受けとめ、やってみて成功した体験につなげてゆくサポートをしたいと思っています。


信号機が赤を表示しています
赤信号のあいだ、皆さんは何をしていますか?

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